「傾聴」の効果についてのご感想をいただきました。心より感謝申し上げます。
『傾聴』の効果を実感しました。
「愚痴」というものを、話すだけですっきりするとか、聞いてもらうとすっきりするとか言いますが、「話す相手」「聞いてくれる相手」があっての話です。
私は、3年ほど前に本当に不愉快な出来事がありました。
私にとっては人生に一度という、たいせつなお祝いに際しての出来事でした。 親戚たちの無神経な態度や、わがままな振る舞いに振り回され、「なぜ私がこんな思いをしなくちゃならないの?」というほど、理不尽な目に遭いました。 それでも親戚なので、耐えがたきを耐えて、なんとか乗り切りましたが、その後もずっと、不愉快な思いに苦しみました。
日常のなかで、当時の怒りや悲しさがもやもやと渦巻いて、2年、3年と経っても、「あの時に、あの人はあんな態度だった。こんな事があった・・・」と、嫌な記憶を自分で反芻しては、何度も苦しみなおすことを続けていました。 その「重い荷物」を降ろしたくてたまらず、カウンセラーさんに聞いていただきました。
話すだけなら友人でもよかったのですが、それまで愚痴を聞いてもらっていた友人は、「そうだね」と共感してくれるのはいいのですが、共感しすぎて、その場でまた一緒に怒りを新たに・・・という流れを想像したので、話さなかったのです。 カウンセラーさんは、じっくりと、吸い取るように聞いて下さいました。
私は、生徒が先生に、友達の悪さを言いつけるように話しました。 細大漏らさず話して、数日経って、数週間経って、気がついたら、あの不愉快な記憶を反芻することがなくなっていました。
「消えた」と思いました。
これが傾聴の効果というものか・・・と、実感しました。 これはたぶん、公正な立場の人に聞いてもらったうえで、「大変でしたね」というねぎらいを受けて、「安心した」状態ではないかと思います。 もやもやを消して、ホッとした気持ちで、また親戚とのつきあいを継続していけることが、さらなる収穫だと感謝しています。
「50代 主婦 U様」
あなた様の今日が素敵な一日でありますように
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